2021.08.07
初めて空手を本土に紹介した一人船越義珍が、1916年、京都武徳殿において唐手(空手)を披露して以来沖縄は空手の発祥地と言われています。
空手発祥の地、沖縄出身者として迎えた今回の「東京オリンピック」。
5才から空手を始めた喜友名選手は大学生の時に頭角を現しましたが、国際大会ではなかなか優勝できませんでした。
東京オリンピックが近づきます。
発祥地沖縄の空手家喜友名にのし掛かるプレッシャーは想像を絶します。
2014年世界選手権を初制覇したあとは2018年2月に敗れるまで96連勝、絶対王者と呼ばれるようになります。
東京オリンピックが始まる前には金メダルに最も近い男などと呼称されるようになりました。
週刊誌やスポーツ新聞等で金メダル大本命として持ち上げられます。
ここまで持ち上げられ期待されると、もし金メダルが取れない時はきびしいバッシングが起こるんじゃないかと心配しました。
そういう大プレッシャーをはねのけて空手発祥の地の代表としての意地とプライドを持っての金メダル獲得は見事なものです。
金メダルを取って当たり前、金メダル以外は許されない中、よく頑張って空手発祥の地の面目を保ってのオリンピック金メダル。
「喜友名諒」選手見事!
あっぱれであります。おめでとう。